今、話題の新台、Pアイドルマスター ミリオンライブ!
通称ミリマス
今日はこの台の要であるV-LOOPの仕組みについて少しお話ししようかと思います。
分かってしまえば簡単なようなことなのですが、全く新しすぎるスペックなので解説していきます。
スペック
大当たり確率
通常時 | 1/319.7 |
---|---|
V-LOOP中 | 1/1 |
RUSH突入率
約64%
RUSH継続率
72% × V-LOOPストック数
大当たり振り分け
ヘソ・ストックタイム中 | |
---|---|
3R通常(時短150回) | 25% |
3R通常(時短100回) | 75% |
V-LOOP中 | |
10R確変(V-LOOP継続) | 50% |
3R確変(V-LOOP継続) | 22% |
3R通常(V-LOOP非継続) | 28% |
遊タイム
低確率959回転消化で、150回のストックタイムに突入
初当たりの100%でストックタイム(時短)に突入
時短中は、通常大当たり(1/319.7)とは別に”72%ループのRUSH”を抽選している。
さらにこのRUSHは最大4つまでストックすることが可能という新しすぎる唯一無二のスペックです。
右打ちの内容
電チュー
まずこの台が他の台と違うところ
この台には電チューが3つあります。
画像でいう、
①黄色い電チューが特図1(時短)の抽選
②赤い電チューが特図2(V-LOOP)の抽選
③そしてスルーの下にある、ベロ型の電チュー
これは黄色と赤の電チューを開放する抽選をしています。
ST中、
画面下部のマイクが特図1の保留
画面上部のV-LOOPが特図2の保留です
仕組み
ストックタイム(時短)中、3つ目のベロ型の電チューに入賞するたびに、黄色か赤色の電チューを開放されます。
赤い電チューを開放させ、入賞できれば見事RUSH獲得
V-LOOP当選となり、ストックタイム消化中に最大4つまでストックすることが可能です。
そして肝心なRUSH突入となる赤い電チューの開放確率は1/350となっております。
一見100回、150回の時短では厳しいような数値ですが、ここが本機のすごいところ
大当たり確率ではなく、電チューの開放される確率というところがミソ
ストックタイム(時短)の回転数は100回か150回ですが、1回転1回転デジタルが回って抽選されている間も電チューの開放抽選は受けることができます。
平均だと100回の時短で265回、150回だと397回の開放抽選が受けられるみたいです
その上、ストックタイム中に大当たり(1/319.7)を引けた場合、もう1度ストックタイムを最初から走り直すことができます。
これらの要素を全て合わせると、初当たりからのRUSH突入率が64%となります(メーカー発表)
V-LOOP
ここからはV-LOOPについて
ストックタイム(時短)中にストックしたV-LOOP(特図2)の保留が4つ溜まった時、もしくは時短が終了した時にV-LOOPを持っているとRUSHに入ります。
そしてこのストックの1つ1つに72%のループ率を持っています。
この継続率というのは、大当たり終了後に1回の時短がつくかつかないかの確率です。
この時短ではストックタイム中1/350だった特図2の電チュー開放確率が1/1に変わります
1つの保留消化中に電チューの開放抽選を受けられれば確実に大当たりに繋げられるという仕組み
72%を引け無かった場合、ストックがあれば次の保留消化へ
この保留にも72%のループ率があります
そしてストック(特図2保留)を全部消化し終わった後、アンコールタイムという10回転の時短へ突入
こちらの時短は、ストックタイムとは少し異なります。
10回転で1/319.7を当てる一般的な時短、1/350の電チュー開放抽選はされていません。
もしここで大当たりを引けたらストックタイムに戻ります。
注意点
ストックタイム中、V-LOOP中はいかなる時も右打ちを止めてはいけません。
保留が満タンだろうが、演出中だろうが、リザルトが出ていようが、左打ち指示が出るまで打ち続けてください。
前述の通りV-LOOPストック抽選は、大当たりとは異なる抽選方法な上、V-LOOP獲得時は特図1の保留が切れた瞬間にRUSHに突入する仕様になっています。
(ストックと書いてはいるが、単純に特図1の消化を特図2より優先しているため)
そしてV-LOOPを獲得してRUSHに突入後、V入賞することができなければそのV-LOOPは消滅します
(いわゆるパンク)
どこを見ても損しかないので、離席どころか止め打ちすら禁物です。
だけれど安心してください。離席ポイントはしっかり用意されています。
①V-LOOP獲得前のストックタイム中
基本的には止めない方がいいですが、保留が全てなくなったら離席できます。
V-LOOPを獲得したら、ストックタイム中は離席できません。
②V-LOOP中、大当たり1R目の後
1R目は小当たりでのアタッカー開放(Vを狙えのところ)で大当たりはまだ開始されていない状態
小当たり(玉が10個拾われた)後、スルーを通すことで大当たり(2R目以降)が発動となります。
(自分では未確認なので責任は取れません)
画像のようになったら成功です。離席できます。
注意点2
この台はあとふたつ注意点があります。
見事V-LOOPを獲得し、ストックタイムの残保留でストックチャージに当選した場合
ラウンド消化後に特図1の保留が無ければ、引き戻しをしても即V-LOOPが発動してしまいます。
なので、残保留で引き戻しできた時はラウンド消化中に必ず1,2個はヘソで保留を貯めるようにしましょう。
ラウンド中に出玉を取れないより損します。
注意点3
今のところこれで最後。ストックタイム突入時の注意点
初当たり、遊タイムどちらも共通して、ストックタイム突入時にヘソ保留(特図1)がない場合
もし1発目の抽選で1/350を引きV-LOOPを獲得してしまったら、特図1の保留がないのでそのままV-LOOPが始まってしまいます。
なのでこの台はリーチ中や、遊タイム突入直前もヘソに保留を入れるようにしましょう。
非電チュー
普通に説明していましたが、状態によってチューリップの確率が変化するシステムのことを”振り分け式非電動チューリップ”といい、ニューギンが発明しました。
このシステムの初登場は2015年9月導入「CR義風堂々‼︎〜兼続と慶次〜」
私は全く知らないです。
そして最近だと2019年8月導入「PFマクロスΔ」
ミリマス含めこの3機種には非電チューが特図1、特図2用で2つ。非電チューを作動させる電チューが存在します。
この非電動チューリップ、名前の通り私たちが普段触れている電チューとは少し違います。
そもそも電チューとは”電動チューリップ”の略称。スルーや入賞口に玉を入れることで開放抽選が行われ、当選した場合のみ開放されます。
この開放は、一定時間の経過か一定個数の入賞で閉じてしまいます。
抽選確率や開放時間が優遇される状態を作ることがき、その状態のことを”電チューサポート状態”、いわゆる電サポと呼ばれています。
これに対し、非電チューは電動要素の無い物理的に開放されるチューリップになります。
開放抽選はなく、特定箇所に入賞することで必ず開放。そして規定の数入賞するまで開きっぱなしという特徴を持ちます。
ちなみに全て非電チューで構成されているジャンルを”普通機”と呼びます。
P機でもあるようですが、導入が無いですね、、
さて、ミリマスの説明に戻りましょう。
この非電チューを開放するための電チューがありますね。最初に載せた画像の3つ目、ベロ型の電チューです。
この電チューの中には2つの入賞口があります。
画像が適当ですんません。
画像の通り電チューの先ではこんな感じで物理的な振り分けが行われています。
肝心なのが、振り分ける役物が電チューの開放パターンと連動していること。
状態に応じて特定の開放パターンを選ぶようにすれば、非電チューの開放振り分けを変動させることができます。
ストックタイムでは100回、150回転消化する前にこの電チューに玉を入れ続け、特図2の非電チューが開放される振り分け(1/350)を引けるか引けないかの時間
そしてV-LOOP中はこの振り分けが1/1に変化するため確実に特図2に保留を入れられる。という仕組みになっています。
まとめ
解説とか言っておきながら書いているうちによく分からなくなってしまった。
っていうか全然チョロっとじゃなくなってしまった。。
パチンコって単純そうな見た目して結構複雑なことしていますよね。
理解しなくても楽しめますが、仕組みを理解することで熱くなるポイントが分かったりするのでより楽しめるポイントが増えます。
似たようなスペックを出せとまではいいませんが、このような内部システムで少し尖った機種がたまに出るのは面白いですね。
メーカーさんも大変でしょうがもっといろんなこと挑戦してみてほしいです(他人事)
ミリマスの実践記事はコチラ
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