今回は最近話題のお話
”有利区間を貫通してセット数などを持ち越せる機能”
について書いていこうと思います。
それではいきましょう
話題の特許とは
何も知らないって方はまずこのツイートを見てください。
あまりにも衝撃だったので再投稿。
— 豆スロ【パチスロ考察】 (@mameslokousatsu) 2023年6月16日
有利リセットされてもセットストックやポイントやモードを次の有利区間に持ち越せるシステムを搭載した台が遂に出てきそう。
すごいよサミーさん( ˘꒳˘ )
スマスロの未来は明るい。 pic.twitter.com/bifCw4RXIr
ってことで書いてある通りなのですが、
サミーが有利区間を新しい形で貫通、それも『ストックなどを引き継いだ状態で貫通できる』特許というのを取得したとのことです。
こんなことできるならとんでもないよな??
本文ははちゃめちゃに長いので私も全部は読めていません。
なんならちゃんと理解すらできていないですね。
気になる方がいたらこちらからどうぞ
https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-80424
私も開発の人ではないので詳しくは分からないですが、
今まので有利区間は規定のG数消化や獲得枚数によってリセットされていました。
それによって現在のモードや状態、さらにはATの残りG数やストック、勝舞魂や穢れ等のポイントもリセットされていました。
ですが今回のこの内容を使えば、これらを次の有利区間へと持ち越しができることになります。
サミーだとカバネリなどのツラヌキスペックで擬似的に有利区間を貫通させていますが、これはパチスロ界においてかなり重要でデカいことだと思います。
特許を取っても実機搭載とは限らない?!
有利区間実質無効!!やったぜ!!
ってなったのは束の間。実はこの話には続きがあります。
特許を取ったのは間違いないことなのですが、実際にこの機能を搭載した台が出る。
と言うのはまた違った話なのですよね
現にこの特許の出願日が2021年11月30日と、1年半の期間があったのに搭載されている機種はまだありません
その理由がこちら
冷静になろう、発明=実機搭載ではないのです
— ジェイさん@発信する遊技機クリエーター (@jsan65536) 2023年6月16日
開発者は、実機開発がメインの仕事でありつつ、発明も1つの仕事で、年間の特許出願件数の目標が定められているメーカーもあります
開発者(メーカー)が、特許出願するパターンは大きく分けて
①実機搭載出来た発明+派生案
②実機搭載出来なかったボツ案… https://t.co/3J5fuPFsU0
はい、”思い付いたからとりあえず特許取っとくか”
みたいのがすごい多いらしいです。
今回はその中でも特に目を引くような内容だったって感じですね
ちなみにですがあまり台を出しているイメージの無い北電子でも、2022年だけでも96件もの特許を取得しているようです。
気になる方はここから調べられます。
ちなみに
ちなみにですが、特許を取ったからと言ってそのメーカーだけが独占してその内容を使えるわけではありません。
もちろん使用料を払えば他のメーカーでも使えます
そしてパチスロ界では『日本電動式遊技機特許株式会社』と言うところが一括で管理しているらしく、多くのメーカーがそこに参加しており、
そこに参加することで費用が少なく特許を使用できるようになっているみたいです。
Q.他社のスロ特許って使えるの?
— ジェイさん@発信する遊技機クリエーター (@jsan65536) 2023年6月18日
こちら多くいただく質問なのですが、 #日本電動式遊技機特許株式会社… pic.twitter.com/vf1C8ntHEu
その他の問題
もし仮にこの機能を搭載した台が出たとしましょう。
その時の規制がどうなっているかは分かりませんがひとつ不安なのが、こういった尖った機能って規制されがちなんですよ
星矢冥王の阿頼耶識モードだったり、パチンコ黄門ちゃまの神ゴチ装置だったり
規制の抜け道とかではないですが、考えて作られた機能も度が過ぎると普通に怒られて同じ機能は使わないでくれ。ってなります。
難しいですね。
まとめ
5.9号機で有利区間というものが搭載されて約6年弱、6号機の登場からは5年弱の時間が経ちました。
ナンバリング的にも6.5号機と折り返しの時期なのかなって感じですがここからどのような進化を見せてくれるのか気になりますね。
そう言えば北電子の乱数幅変更のどうのこうのって特許どうなったんだろか。
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